暖かくなったら注意!犬の花粉症と対策方法

2024.02.01

気温が上がり春が近くなると、つらい花粉症に悩まされるという方もいらっしゃるかと思いますが、実は犬にも花粉症があることをご存じでしょうか。犬の花粉症はアトピー性皮膚炎の症状のひとつであり、花粉が原因で様々な症状が現れます。

今回は、犬で起こる花粉症とその対策について解説していきます。

犬の花粉症の症状

犬では、花粉に対するアレルギー反応として人間のような「鼻炎」や「結膜炎」などの症状も見られますが、「皮膚の発疹」や「皮膚炎」「外耳炎」「かゆみ」など、多くの場合で皮膚に症状が現れることが特徴です。

また、皮膚のかゆみによって頻繁に体を舐めたり、脱毛が見られることもあります。

花粉症はどんな犬種でも発症する可能性がありますが、柴犬やシー・ズー、ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリア、パグ、フレンチブルドッグ、ゴールデン・レトリバーなどの犬種では特に発症しやすい傾向があるため、注意が必要です。

花粉症の原因

犬の花粉によるアレルギーの原因には、人と同じようにスギ花粉やブタクサなどが関連していると考えられています。
もしこれまでにも春や秋になると皮膚疾患や鼻炎などの症状が見られていたという場合には、一度動物病院でアレルギー検査を受けてみることもおすすめです。

花粉症の治療

犬が花粉症になってしまった場合、人と同じく花粉症を根本的に治す方法は残念ながらありません。
そのため治療では、アレルギー症状を抑えるための「対症療法」がメインとなり、多くはステロイドなどの免疫抑制剤や抗ヒスタミン薬を使って鼻炎や皮膚炎、かゆみなどの症状を緩和させます。

※「対症療法」とは、ある病気を治療する際に疾病の原因に対してではなく、あくまでもその病気の「症状」を緩和するために治療を行うこと

花粉症の対策方法

犬の花粉症が疑われた場合には、できる限りアレルギー反応を起こさないように対策を行うことが重要です。
対策方法としては、

  • ・こまめにブラッシングをする
  • シャンプーの頻度を増やす
  • ・散歩の時に服を着せる
  • 草むらには立ち入らないようにする
  • ・散歩後には体をよく拭く
  • ・家の掃除を念入りに行う

などを行い、皮膚や被毛を清潔に保ち、なるべく花粉と接触しないようにすることが大切です。
また、人間では腸内環境を整えることが花粉症対策に有効と言われていますが、犬でも同様の可能性があるとされ、腸内フローラとアレルギーなどの疾患との関連を調べる研究が進められています。

ですので、腸内環境を整えることも花粉症対策の一つとして実践していくと良いかもしれません。

花粉症によるつらい症状を引き起こさないためにも、花粉が飛散する1ヶ月前からこれらの対策を始めましょう。

 

まとめ

花粉症は人間だけではなく、犬にとってもつらい症状を引き起こします。

完全に花粉症を防ぐことは困難ですが、症状の悪化を防ぎ愛犬が快適な生活を送れるよう、早い時期からできる限りの花粉対策を行いましょう。

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